温湿度の自動計測が作業負担の軽減におすすめ【医薬品物流】

医薬品の品質保証を目的とした適正流通基準『Good Distribution Practice(略称GDP)』は、医薬品メーカーの工場から届け先である薬局、店舗、医療機関までの流通過程と、それらに携わる医薬品卸販売業者を対象としています。

医療品の適正流通基準『Good Distribution Practice(略称GDP)』の目的

  • 高水準の品質保証の維持
  • 医薬品の流通過程での完全性の保証
  • 業務の画一性の推進
  • 医薬品取引における障害を取り除く

医薬品の適正流通基準(GDP)に基づく温度管理

医薬品の品質を保つひとつの項目として、「25℃以下で保存」または 「30℃以下で保存」などと保存方法が記載されています。
これは、医薬品メーカーの工場で生産された後、薬局、店舗、医療機関等に届けられる間の物流センターおよび医薬品卸売業の物流センターでも、その記載を守って医薬品の保管・管理する必要があります。

四六時中、厳密な温度管理を行う必要がありますが、温湿度の管理の自動計測・記録する機器を導入することで大幅な作業負担の軽減を実現できます。

自動計測では、計測間隔の設定を行え、24時間リアルタイムで計測状況を確認することができます。
夜間や休業日も安心して計測を行えるので、記録に要する手間や時間などの省けます。

 温度湿度計測・管理

  • 保管庫の温度・湿度を自動計測・クラウド上に記録します。
  • 医薬品の品質変化を防ぎます。
  • 点在する施設、複数個所の温度を一括でリアルタイム計測

 

計測した数値は、このように運用できます。

  • PCで閲覧
  • CSVデータに出力可能
  • 危険な数値は、アラートメールで警告

参考URL

  • 医薬品の適正流通ガイドライン(GDP)解説